・・・ということは、やはり身体を使ってない証拠だ。
まだまだあまいな・・・
立ち稽古が始まると途端に重心が上がる。
自分の未熟さに自己嫌悪。
凹んだ私を元気付けてくれたのはこれ!ドイツの友人であるピアニスト杉本さんの手作りシュトレンが届いた!!
わ~~~い!!!^0^
マジパンが生地に練り込まれてしっとり!
美味し過ぎて!感動!!!
そして、今日はこんな美味しいお料理も頂いたのです!
自宅に運んでもらったのよ!って。キャ~~~♡ありがとうございます!
アンコウ鍋と、お刺身、オコゼの煮付け、先程まで生きていたエビの天婦羅などなど~!
お腹いっぱいで眠たくなるほど、美味しく頂いて・・・^^; 幸せでした。
今日の練習は喉の不調で30日に変更><。
必ず、そして確実に治さないと!!
いやいや、今回の事で一つまた勉強したから、 本番前じゃなくて良かったと思ってる。
ちょっとした油断で怖いことになります。生身の体。自分のものだけどまだ分からない。いつがSOSなのか。。。
それにしても結構気持ちが近づいて来れた気がする「アイーダ」。
こんな役を日本人が、しかも本来強い喉を持っているわけでもない私が演じられるものかどうか。
は別として、演出家井原氏の解釈は、ある意味独特であるかもしれないが、私にはよく理解できる。
かわいそうなアイーダ。
エチオピアの王女として幸せに暮らしていたアイーダだが、対戦したエジプトでつかまり奴隷として身分を隠してエジプトの王女アムネリスのもと仕えている。
ところがエジプトの軍人ラダメスと相思相愛の仲になる。戦争はさらに激しくなり、そのラダメスが自分の祖国を滅ぼす最高指揮官に任命される。恋人に勝って生き延びてほしい。それはすなわち自分の祖国の滅亡。そして、エジプトの王女アムネリスもラダメスを愛しているので、ややこしくなる。
さて結末は???
是非観に、聴きに来られてくださいね。
恋人を奪われまいとチクチクいじめるアムネリス。ひたすら悲劇のヒロインのアイーダ。
・・・と、
これが本来一般的なストーリーだが、井原氏の解釈のある瞬間からとても演じやすくなったのだ。
「アイーダさえいなければ、ラダメスは幸せな生涯を送っていた。エジプトの女性にはない魅力を持つ外国の女性。エチオピアの王女アイーダに心奪われるラダメス将軍。」
氏の一つ一つのアドバイスの中で自分が納得した部分だけがどんどん頭に刻まれていく。
こちら、井原先生。(素敵ですよね)
かわいそうなのは本当はアムネリスじゃないの?アイーダじゃなくて・・・。そう、よく考えたら悪女はアイーダだった・・・
これ!自分の人生に置き変えてもとてもよく理解できるのだ^^; (あ、あまり深く追求しないでくださいね)
年明けの稽古からはもっと深くその人物に近付けるように気持ちを集中させなければ。
毎日長時間、その上舞台で実寸での立ち稽古をしたおかげで、喉を使い過ぎた。動きながら歌っていたら、ある日突然、
「あら、声が出ないじゃない?」(×_×;)
こら!!! 特に東京は、プリマは一オクターブ下げて歌うぞ。
と、H先生にお叱りを受けた次第でございます・・・
私の経験ではこの感じだと、おそらく3日休んだら復活。
の予定///
でも油断は禁物で、予定を見ると、喉を休ませている時間が全くないのでおお焦り!!
いろいろ調整しながら乗り切るつもり。
ということで、年内のアイーダ立ち稽古は無事におわり、昨日の忘年会にて一旦〆ました。
ラダメス役の藤田君。どんな役もそのテクニックと分析力で演じこなす天才。今回は出演日が異なっているので一緒に組まれていませんが稽古では一緒にやっています。
先日リクエストが来て、4月にワインセラーにて二人でコンサートを開かせていただけることになりました。聴きに来られる方はもちろん、私たち自身も存分に音楽を楽しみたいと張り切っています(^∀^)。素晴らしいテノール。彼とはストレスなく気持ちよく歌えますからね!
こちらが私の恋人役のラダメス(右 森岡氏)、使者役(左 山口氏)。真ん中はシティオペラの伴奏者、黒崎さん。こうやってハイレベルの演奏家たちと共演させて頂く事と、練習毎に課題を見つけることに日々感謝。