2012年6月14日木曜日

最も厳しい審査員

音楽に興味のない方が無理やり買わされたチケット。気の毒なことにその方にとってはこの上なくつまらないコンサートだったにもかかわらず、素晴らしかったですよ、と言わざるを得ない、という大人の世界。。。

しかし、子どもは違う。

今日は最も厳しい耳をもっている集団を前に演奏をする機会を与えられた。

そうです。子供達。彼らの耳は最も肥えている。
子供達は良いものはいい。たいくつなものはたいくつ。と、表現する。

今日は小倉北区「中島小学校」にて学校公演がありました。

学校に到着する。はて、入口何処、、、!?

職員室を探す・・・結構詳しく教えて頂いていたのに、やっぱり入口が分からず迷って^^;
校舎をみながらぐるぐる周辺を回り、何とか正面玄関へ辿り着く。

迎え出て下さった先生方!なんて感じの良いことでしょう!!

本当に心から迎え入れてくださっている~!

と言う雰囲気がでていた。 

★生き生きとした校長先生!
★やさしそうな教頭先生!
★手際のよさそうなしっかりした教務主任の先生!
★明るく人間味あふれた音楽の先生!

そして、控室では至れり尽くせり。私は特に関西を含めアウトリーチ事業にはだいぶ参加させていただいてきたけれど、これまでで一番きめ細やかな心配りだったように思う。

ピアニスト中川淳一さん、フルート奏者の田室信哉さんと一緒に楽しいコンサートを無事に終えることが出来ました。

まず、演奏者が「音楽を感じ合う」、これができないままだと聴いてるほうに伝わるわけがないわけで。こんな基本的なこと・・・!と思いますが、これはフィーリング。フィーリングの合わないモノ通しだと、いくらやってもダメなんです>< 今日は、とても上手く合ったのではないかと思います。

3人でメンデルスゾーンの「歌の翼」。フルートのオブリガード入りは美しかったですね!
まさに、3人の息を合わせている瞬間!?☆

アンサンブルというのは、「見えないオーラ」
息を合わせます。その人の身体から出るオーラが大きければ大きいほど、合わせやすい。

 子供達から御礼に歌をプレゼントしていただきました!元気いっぱいでとっても上手!!
音程といい、声といい、申し分ありませんでした☆ そして、何より心がいっぱい!詰まっていました。 なんだかウルウルきて・・・しまいました^^;
 シューベルトの「野ばら」
中川さんの演奏は本当に素晴らしく、特にドイツ語の語感と言葉のリズム感を完璧にピアノで表現してくださいました☆

こういうピアノに導かれると感じることを抵抗なく表現でき、なんとも心地よいわけです。
共演させていただけて、感謝!

う~ん!こういうのをやるとリーダーアーベントしたい!と思うんですよね^0^

子どもたちは熱心で元気はつらつ!活発で、集中力もあるし、とても伸びやかに育っている子供達だな~と思いました。

何度も素晴らしい学校だ!と感激しました♪

 ドヴォルザ―ク「我が母の教えたまえし歌」
 花束プレゼンタ―の子供達。
「いいないいな~~~~~私も花束あげたい~!」 
と元気一杯の子供達でした^0^
 
 
結構ボリューム満点で、そして美味しいのにびっくり☆^0^☆

花束を二つも!お土産まで頂いて、校長先生の心配りは素晴らしかったです。

今日の子供達が、何年か後、年十年か後に、今日のコンサートで感じたものを何か一つ、覚えていてくれるといいな。と思いました☆

今日の出逢いと今日という時間に感謝

そして何より最高の言葉を子どもたちから!

オレンジ色のドレスを着たおねえさん みたいに歌が上手になりたい!

この言葉でこの先2年くらいはパワーもらえそうです(単純・・・^^;)