2012年6月26日火曜日

私が歌を始めた理由

歌が大好きだから。
そんなのは当たり前。。。

それより、なにより、その理由にどんぴしゃな言葉が、今日たくさん届けらた。

こんなに「心」が熱くなったのは久しぶりだ。

私がなぜ歌いたいか。は、

魂と魂の交流をしたいから。

魂って何?

それは形が無い、目に見えない、もの。

だけど、確実に感じる事ができるもの。

人は愛し合う、憎しみ合う、これらはすべて魂の交流。

私は、始めて出逢う人達と、その魂を感じ合うために歌っている。


今日、先日の学校公演でお友達になった中島小学校の1年生から6年生まで、全校生徒さんからの手紙が届いた。

感動した...こんなことを感じることのできるこの学校の子供達は感受性だけでなく人間として最高だと思う。どうか、そのまま大人になってほしい!!

たくさんの言葉が綴られた一冊の文集から保存しておきたい為に記録したい。

もちろんピアニストの中川さん、フルートの田室さんについても子供達の感動の言葉は絶えませんでした。

・白川さんの歌をきいて私もがんばろうと思いました。
(私はその言葉をきいてがんばれます)
 
・声と気持ちがつながったとき人を感動させる声が出るんだなと思いました。
(この子は、ね~ね~こことここが繋がった時いい声がでるんですか、と喉とお腹をさして聞いてきた子だ)

・歌い終わったあと教室にきてくれて手をずっとにぎってくれました、温かかったです、わすれない。
(覚えている。ずっともじもじしていた男の子です)

・感動して涙が少しだけでました。


・鳥肌が立って涙が出ました。


・大きな声を聞いて気持ちがす~っとしました。


・きらきらしていて、わたしも歌いたくなりました。


・白川さんの歌から学ぶものがたくさんありました。
(たくさんのことが詰まったものそれが音楽)

・私の頭の中にしらかわさんの歌が響きわたりました。。。
(頭の中に入れてもらえて感激です)

・白川さんの歌を必ずもう一度ききたいです。

・なんどもなんどもききたいです。
 (何度もききたいと言ってもらえる歌手、それが私の夢です)

・フルートとピアノが白川さんのうたを上手にひきたてているのは凄かったです。
(なんという耳の持ち主だろう)


 これらは神様が私にプレゼントしてくれた宝物です!

レベルの高い精神をもつ子供達。音楽をこんなに理解できたのかと驚きながら読みました。本来、子供達はみんなレベルが高いのかもしれません。この学校の先生方は、それを最大限に引き出してくれる導き者だとおもう。本当に素晴らしい学校でした。

中でも特に感動したのは「野ばら」について高学年に説明したことが意外にみんなの心にとまっていたらしく、嬉しかった。

 野ばらは、男女の恋物語、一番からこの物語の話をしました。少年に摘まれた薔薇はその摘んだ少年のことが好きだったから、あなたになら、痛いけれど、摘まれてもいいわよ、と悦びの嘆きをはく。このドラマを淡々としたシューベルトのメロディーのなかで、ドイツ語という語感であらわすゲーテの作品。

これを理解できた、この子供達は素晴らしいと思う。



明日学校の音楽室行くのが楽しみです。なぜならそこで聴いた音楽をまた思い出せるからです。






一曲に付き、10回感動しました。たぶん全部で100回以上感動しました。全身に鳥肌で、もうハンパないと思いました・・・


これを「魂の交流」

と言うんだと思います。

この子供達が私に伝えてくれたメッセージは一生大切にしていかなければならない。今後私が音楽家として生きていき続けるのなら、とても大きな意味をもつものだろう。

ありがとう。

そして、いつかあなた方にもう一度会う日が来た時、この日の事を必ず思い出すと思う。

この子供たちのように、いつも心を素直にしてくれる「音楽」に感謝。

Habe Dank