あれから10年!w(゚o゚)w 早いっ!
私がドイツで長女を産み、2年が経った頃、一時帰国で北九州へ帰ったことがあります。母がいいところ連れて行ってあげる!と連れて行ってくれたのがこの「リバーウぉーク」でした。福岡のキャナルシティと同じ設計者が建てたと言われる小倉城の真横のこの建物、当時、地元では
モダンすぎる!
色が奇抜すぎる! だの?
いろいろそのその意見は賛否両論だったそうですが、今から見ると全くその違和感はなく、まして今となっては小倉の街には無くてはならない存在となっています。
街の中心に位置する生活と文化、メディアの全てが盛り込まれた地域に密着した空間!
その中に紫川を一望できる全面ガラスの気持ちいい美容室があり、日本へ帰国するたび実家に立ち寄るとドイツから帰ったその日でも、まずカットとカラ―とトリートメントのコースをここお願いしたものです。
その思い出深いリバーウォーク。その10周年という記念すべき日に、私がこの町に住み、まさかそこで歌わせていただけるなんて夢にも思いませんでした。
お話を頂いたきっかけとなった朝日新聞社、「さんさん広場」さんに感謝~☆^0^☆~
まずはリハーサル13時スタート。
音響チェック。
吹き抜けの空を見上げながら歌っていると、空に向かって歌えることの何とも言えない
開放感、幸福感を覚えたものです。新感覚でしたね~
そして 3階の控室に。係りの方に案内され、セキュリティーの扉をいくつも通って迷路みたいにぐるぐる回り'/(@_@)/'、
方向音痴な私はもうすっかり自分がどこにいるかわからなくなりながら、ただただ連れて行かれるがままにトコトコと歩き続け、やっと着きました。
はい。ここ↑らしい・・・。でかけたら二度と戻れないしずっと居ることにしました。
着替えの手伝いをしてくれた母もじゃぁね!と会場へ行っちゃうし・・・。
ふと見ると、
お~!豪華弁当が~!
でも今日のドレスは・・・
ヤバい感じ・・・
チョビット食べて本番後ゆっくり食べよ・・・後で後でのお楽しみ・・・♡
飲み物がこんなにたくさんあったのは、学生の頃からの
「楽屋弁当歴24年」で、初めてでした。
コーヒーもお茶もお水も全部飲みたい!!
でも・・・→。←・・・ドレスのこと、歌う前の胃の状態、いろいろ考えて、やっぱり後にしようと。
そう、大抵どのドレスもヤバイ感じであるのは、あるんです。
なぜかと言うと、
ドレスはジャストフィットが好きだから・・・!?
!?
苦しい言い訳はやめて(・ω・ノ)
そう、実はこの1カ月で4Kg太ったのです。
4Kg=4cm!!!
でも、いいのです。
またすぐ落とすから!!
落とすぞ~~~~!
と言いながら昨晩、このドレスを試着したとき、一瞬嫌な予感がした。う~ん他のにすべきか?
よし、なんとかOK,OK~♪ということで
今日は、よいしょ、よいしょと一生懸命着て、
進行表をチェックして・・・
スタンばって出番を待ちました。
ムゼッタのワルツ 「わたしが街を歩くと」 リバーウォークにぴったりだ~!と担当の方も喜んで下さり、太陽照り輝く、吹き抜けの天井を見ながら歌わせていただきました。
そしてセレモニー開始。
さて、「くす玉割り」。お偉いさん方8人様と一緒にステージ裏に腰かけ、出番を待ちます、なんだか私以外全て男性と一緒の袖、妙な緊張感と、なんとなく、目は合わないのにばちばち視線を感じながら・・・^^;の出番待ち。長く感じた・・・
せ~の!!ってくす玉が割れぴらぴらぴら~ってなんか降ってきたりして、
思ったのは司会の方・・・ちょっと暗い・・・!?
NHKさんは落ち着いた声色って言うのは知ってます。でも、こういうノリはもっと華やかに、大きな高めのトーンで張り切って盛り上げて欲しいものでしたね~!なんて思いながら。
。
そして、椿姫の乾杯の歌
このドレスは、背中の襟の様にかかっている部分の後ろに、ホックが5つ付いているのです。
そのホックは結構小さいので手を開くとすぐに、ぱんっ!!って外れてしまうのです。
でも、気を付けていれば外れないし、万一外れてもデザインが少し変わるだけでTorii Yukiさんの本来のデザインとはかわってしまう、というだけのこと。
そんなに大したことではないのです。
そして、「乾杯の歌」の前、髪の毛が気になって手をあげて髪を触ってしまった><
小さいホックの外れる音がプチっッ
・・・あら・・・ 音がした。外れた?・・・
あらら・・・はずれた・・・と、思いながら「乾杯の歌」を歌いました。
無事に終わり、とりあえず大きなハプニングも起こらず、
また先程の控室へ係りの方に案内して頂きました。
ここからが問題!!!!
信じられないことが!
でも事実!!
控室に一人。
さぁ、着替えよう。と背中に手を回すと・・・
え”Ψ(゚o゚)Ψ !!
え””~~~(」゚□゚)」!!??
え””””~~~~~~~\(◎o◎)/!
うっそ・・・
背中、、、全開Σ(°Д°;
なんで!?なんで???
なんで~~~~~!!
誰かにおろされた!?んなバカな!
だれも指一本触れて下さっていない・・・
でもなぜに背中のチャックがおりているのだ!!??
ホックが外れるのは別にいいよ。
でも、ぜ、ぜ、全開!!ウエストではちゃんと止まっているので全く気付かす!
こんなことは初めて!!
たしかに上が止まらないと下りて来ると言うのは分かる、
でも上とまってるし!
ちゃんとカギホックで!!ここは外れないはず!
おりて来るなんておかしい!!
でもなんど触りなおしても、
背中は、全開なのだ~!!!Σ( ̄□ ̄;)
悪夢、悪夢。。。悪夢、、、
仕方ない、いつからここが開いていたのだろうか、それを考えることにした。
いやもう、問題じゃない。
終わったんだし!!
会場からは見えてないんだから!後ろは向いてないから!!
はぁ~いつからだ~~~全く分からないまま落ち着かない><
可能性があるとすれば、あの「椿姫」の前のプチという小さいホックが一つ外れた音。あの時だろう・・・外れたのではなく下がって行った音だったというのか~!?
ガ~ンっ (OΔO)!!
だめだ、立ち直れそうにない・・・
そういえば、なんだか、歌い終わって、袖にはけてきた時、殿方が目を合わせてくれなかった気がしないでもない。
でも後ろから付いてきてくれていた案内の女性は?なんで何も言ってくれなかったのだ?
は~~~何とも言えない落ち込み具合の中 その直後、母にその話をした。
母一言。
「大丈夫!!だいじょうぶ~~~~~~~~!!
あはははは~~~!!」
え・・・?(゚_゚)
そう?大丈夫かな~?
だ~いじょうぶよ~~~!!ダ~レも見てないって!
気が付いてないから何も言われてないのよ!!
そ、そう???
私がいつも思い悩んでいる人に「大~丈夫よ!!」っていうのが、今日どこからきているのかはっきり分かった気がした。
まぎれもなく母譲りであった・・・
そして、その「大丈夫よ!」という言葉が、どんなに大丈夫でなくても、こんなにも気持ちを救ってくれるものなんだと!改めて実感したのでした・・・。
そして、要するに4Kg落とせばいいという簡単な解決法に気が付いたのです。