早いものですね。もう6月です。
今年ももう約半分。私に必要な出逢いはこの後どのくらい続くのだろうか。
まだ続いてもらわないと困る・・・
最近「声」にすごく興味を持っています。(え?今さら?って?)
ドイツ歌曲を歌うには「歌唱力」と「ピアニッシモ」を養わないといけないから、そのために長い時間を費やしました。
19歳からオーケストラ共演での本番を踏み始めて、27歳で結婚するときにはもう引退か、と思われるほどよく歌ってましたね。
外国へでてからは語学と発声を学び、そして幸運な事に
今現在「声」を磨くための新たなメソードと出会いました。
今、様々な点と点が結ばれて一本の線になってきている感じです。
その線がいつの日か丸い輪になるときがくるはず。その時はきっとやってきたことに充実感を覚えるのでしょうね。
一生を通じでそんな道をもつことができているということは何よりも幸せなことなんだと実感してます。
微力ながら声楽を学びたい人達には私の知っていることは全て伝えるように全力で取り組んでいますが、今日、お休みした生徒さんの時間が空き、ぼう~っと休憩しながら、ふと思い出したことがあります。
こんな某有名ピアニストの名言なんかがあります。
ココはどう弾いたらいいのでしょう、、、と聞いてきた生徒に、
「たった1時間5万のレッスン料で俺の培った知識を教えてたまるか!」
こんなことを言う人の演奏なんて聴きたくもないですね!!
あと、私が高校3年の最後に音大志望に切り替えた時、大急ぎで声楽の先生を探してレッスンを受けに行った時のこと。
その某ソプラノ歌手(北九州)の先生の名言。私の声を聴いて
「まぁ~お金のかかっていない声だわね。」
まったく腹が立つ話ですよね、よく考えたら。でも私は第一志望へ合格しました。名言ありがとうございました。
私は今レッスンをしながらこれらのような言葉を吐く音楽家がいることにものすごく違和感を感じます。そんな心で演奏して人を感動させられるのか。って。
いくらテクニックが立派でもそれは真の音楽家とは言えないのでは、ないでしょうかね。