さて、昨晩深夜1時ごろ、勉強していたところをシャッター切られた・・・
集中してて全く気がつかなかった。
録音した自分の声を聴きながらお勉強中です・・・
「絶対できるから。こんなのか~~~んたんに出来るようになる。
任せてくれ。」
そう言ってくれたH先生。
6月5日イタリアの指揮者、D・アジマン氏による公開レッスンを受講した。
曲目はランメルモールのルチアよりルチアのアリア~「あたりは沈黙に閉ざされ」でレッスンを受けた。
一曲通して歌って、Sehr gut! Wirklich gut! (素晴らしくいい)
え?それで???
みたいな・・・これはあまりにも私が下手で、言いようがないと判断されたのか、ほんとに上々の出来だったのか・・・???
もちろん伴奏者(宮崎由紀子氏)とは一度も合わせないまま、レッスンが始まった。カデンツ盛りだくさんなこのアリアは彼女の様な勘のいい伴奏者でないと、絶対に無理。
彼女はグン~と進むとグン~とついてきてくれる。
こう進むからあとはそちらでバランス取ってゆっくりおさめてほしい、、、と思うと、その通りになる。
これは音楽家同士、その場で感じることのできる「勘」である。空気で感じ合わなければならない。
要するにこれがずれる人とは共演はできないということ。出来ても多大な練習時間を要するわけで。。。
これは一方の演奏者だけができてもだめ。どちらもがそれを持ち合わせていて、やっと出来上がるものだから。
始めて合わせる伴奏者とは、だいたい歌いだして8小節くらいでほとんど自分との相性を知ることができる。
お?この人、合う。。。
あや?こりゃ、ちょっと厳しいな、、、
そんなことを思いながらぶっつけ本番を結構やってきたものだ。
だけど何事も「基本」というものがあって、この基本のレールの上にのっていればまず大変な事態には陥らない。
さて宮崎氏の伴奏に乗りながら良い気持ちで歌っての、アジマン氏のレッスン。
Sehr gut, といってくれたものの、やっぱり、戻してちゃんと始まったレッスン。
2点注意される。
1点目はすぐに治りそうだ。イタリア語の二重母音の注意。
君のはドイツ語だ。それは最後のT、Dの発音。はっきり言いすぎ。
それと
君のはフランス語だ。それはGer の発音。日本語では「ジェ」としか書き表せないがこれが様々。
イタリア語のgia, ge, gioja, この辺はどうしてもふら語的になっていたのだ。
でもこれは後にアクセントをつければ簡単に解決された。。。私は頭にアクセントを付けていたのだ^^;
それから2点目はそう簡単にはできるようになりそうもないが、High D以上の音をお腹で出す・・・的なテクニック。どうしても頭の上で子音をたてて前に集める歌い方が離れない。
ベルカント唱法は、これをお腹で支えたまま下から出すらしい。
なるほど、そうすると響きがかわらないまま下からの支えがそのまま行けそうだ。
でもHigh D, Es でこれをやるのは結構勇気がいる。
それを
「慣れれば問題ない。絶対できるから。こんなのか~~~んたんに出来るようになる。俺に任せてくれ。」
こう言ってくれたH先生を信じて、前進!!!あるのみ!!です♪
7月には久しぶりのドイツリートコンサート。
暗譜地獄~になる前に早くからとりかからねば…^^;