2011年7月27日水曜日

80歳すぎ!?

いや~、うそみたいにお元気な紳士に出会った。

ご本人いわく、82とか83歳とか???どうみても、そうはみえない。
声も若々しく、お話も、「気」も若い!

私と同じ町内の小倉K病院の院長、有名な「神の手」と言われる延吉先生も教え子さんだとか。
いろいろ盛り上がる話題が盛りだくさんで知り合ったばかりとは思えないほど、話がはずんでしまった。
お酒が大好きでらっしゃるから、どんどんお酒を酌み交わしてしまったではないですか。

私はお酒は弱い方ではないけれど、先生は明らかに私よりたくさん飲んでらっしゃる。

・・・というのに!!

帰りは全く千鳥足になっていない・・・ほんとに80を過ぎてるの!!??

信じられない… しかも!!!

「明日は朝からゴルフなんだよ」

嘘・・・ 

明日、ご、ゴルフに・・・?

いや~驚いた。

長年、小倉高校の先生を務めてらしたそうで防衛省航空自衛官空将の称号をお持ちでらっしゃるという山田好典先生。ドイツ語もかなり堪能なようで、ゲーテの詩を手帳にメモしてらっしゃる。それを読んで下さった。そして「野ばら」は世界一素晴らしい歌、となんども口ずさんでらした。

残念!><野ばらと言えば私も一番愛する曲。それだけに難しい。

この曲は様々な有名な歌手から手ほどきを受けてきたが、最後に受けたのは南ドイツ・バイエルンでの講習だった。忘れもしない、発表コンサートの時だ。 海外のピアニストも含め私が最も尊敬する日本人ピアニストが私の歌った「野ばら」に対して一言。

「おい、この野ばらの間、少なくとも3回は惚れたぞ」

これは後にも先にも私が頂いた最高の褒め言葉になっている。

それ以来この歌は今日まで歌っていない。
かなり、練習して勘を取り戻さなければならない。
 
せっかく山田先生がお好きだというし、酔ってなかったら是非、その場で「野ばら」を歌いたかったのだけど、、、

ドイツ歌曲は集中力が命。とてもではないが、こんなヘベレケ状態では歌えない。

ヘベレケ状態でも歌える曲がある。

お馴染み プッチーニ : O mio Babbino caro ♪ ~

あはは、、、こういうイタリアものアリアは皆が知っているメロディーでうけがいいし、とりあえず声を鳴らしていれば形になるという、、、的なのりですので(すみませんっ^^;)なんとか歌えるのです。

さっそく山田先生には北九州日独協会の会員になられることをおすすめした。

大変喜ばれて今日事務局へ申請したのでした。

次回の北九州日独協会の会では確実にお会いできそうだから楽しみだ^0^