今日は2011年10月8日~始まる小石原民陶祭でした。
母、白川宗郁 社中による表千家 お茶席が設けられました。
年に二度春と秋に行われるこのお茶会に私も帰国後からは参加。
今朝は朝6時に目覚まし。
起きてコーヒーを飲んでから、早めの朝食をとり、髪をセット、メイクを済ませ7時20分。お茶室で着物へ着替えます。
帯揚げを何色にしようか…、その前に帯をどれにしようかもう一つ決まらず・・・><
時間はどんどん過ぎていく!8時ジャストに家をでないといけないし・・・
う~ん・・・赤にする?黄色にする?
赤にした!
5分前!
急げ~~~!経験上着物を着る時は「急がば回れ!」
焦れば焦るほど、後でやり直す派目になり、かえって時間がかかってしまう。
落ち付いて、でも確実に。
5分と言うと、
サッカー選手にしてみたら2-0を2-3にすることが可能なほどの十分な時間だ。
そして、ジャスト8時。玄関で草履を履き、車へ。
約1時間10分後小石原東峰村伝統産業会館、到着。
白川社中、一番年配の中山けいこさんと。なんと驚きの83歳!
さすが「元、宝ジェンヌ」は年の重ね方が違う!
今日通常より勉強熱心な子供さんを連れた方が多かったですね。
お茶の飲み方を真剣に聞かれていました。
お点前があっている一方、裏方は、、、
てんてこ舞い・・・><
お点前でお茶を頂かれる方と点て出し(お茶席でお点前を見ず、お茶とお菓子だけを簡易で頂かれる)を希望される方が同時に来られるので、点て出しのために裏ではすぐに出せるようお茶を用意します。
ちょっと泡がたちすぎた!
これは表千家では×!です。お茶碗の中に池が半分できるのがベストな状態。
こんな風に泡がたつのは↓本来、裏千家です。泡が消えるのを少し待ってお出しします。
毎年出している小服茶碗の子供用、日本昔ばなしシリーズ。
「うさぎとかめ」や「さるかに合戦」は有名!?
今日のお客さんの中に
「ほら!やっぱりきた!!よかったね~~~!!!」
とお母さんに言われて喜んでいた小学生の女の子がいました。
お菓子を出しながら密かに耳を澄ませていたら
「ほら、猿かに合戦だよ~!」って。^^
そうです、これです!かわいいですもんね、この小服茶碗♡
子供さんたちはこの茶碗でお抹茶が飲めるととてもうれしそうです。
社中で今回お点前をするのに選抜されたベテランメンバーたちと。
お点前をするときは後ろに後見人が付き、点てている間お客様とお話をする役目をする人がいます。
お軸、お花、お茶名、お茶碗、花器、等お茶室のもの全てについて尋ねられたらお点前をしている人の代わりに答えてあげます。何をきかれてもさっと答えられなければいけません。
途中ご飯休憩を含め朝10時~夕方4時まで。
このお弁当がまた美味しい!!限りなく手作りの味!男性に言わせるときっと、これぞ「おふくろの味」
というものなんだろう・・・
150人くらいのお客様を迎え、(世の中が不景気になる前はこの倍だったそうです)
無事終了。
伝統産業会館いっぱいに大賞、福岡県知事賞、他、受賞作品がずら~っと並び、
私が気もいくつか気に入った作品の前に暫し佇みました。
これはぼこぼこざらざら感とほどよいゴールドと斜めに入った唇のような具合が気に入りました。
これもぼこぼこざらざら感とプックリふくれた形に斜めに入った天の川!?的なデザインが気に入りました。桜のような花も見えるので風にもとれるかも?でも私には、天の川と天体を想像する方がしっくりくる形のように思えます。
これは朝顔のような形と何と言っても下へ伸びるこの筋が気に入りました。
これは微妙に色が変わっているのと線の不均等さがマッチしていていいです!
まだまだ沢山ありましたが残念ながら全部紹介できません><
行きに観たへんてこな黒雲。煙にしては長すぎるし・・・山から山へ。。。
これまだまだ右へ続いているんです。
カビるんるん♪ でもでてきそうな・・・変な黒雲が、晴れ渡った青空に一部でてました。
これは、間違いなく「バイキンマン」の仕業ですね^^;
しかし、のどかな風景です・・・・・・
そして
帰りに見た満月に近づいている月。
ざる豆腐
で、お疲れ様~^0^