私が憧れるエッグクラフトの芸術!
いつか作ってみたいな~とは思うものの、私は本当にちまちました仕事が苦手。
やろうと思えば結構凝って、やりすぎるくらいしてしまうのだけど、何せ慢性の肩こりが邪魔をして、
楽しみがいつの日か苦痛になる。
だから、こうやって人様が作ったものを眺めるのが好き^0^
母の友人に何人もこのエッグクラフトを長年している人がいるのだけど、毎年作ったものをプレゼントしてくれる。
一昨日戴いたものがこれ↓
卵一周この装飾!
ドイツではクリスマスが終わると一ヶ月ほど休憩(デコレーション休憩)があり、2月終わりくらいからまたイースター復活祭のお祝いに向けての行事や飾り付けが始まる。
幼稚園や学校、街中、市場にはイースター一色になる。
そこで卵の殻に着色をしたり絵を描いたりして楽しむ。
私のリートの氏、元ハンブルグ音楽大学の教授C.Ocker氏のお宅でのイースターの飾りは凄かった。
家中に飾られる卵に驚いたもの。
中でも印象深かったのは卵の殻の上からきれいな和紙を貼ってニスで仕上げたものだった。
「見た目より簡単なのよ、今度一緒に作りましょうね」、
せっかく奥様に言って戴いたのに、ずっとココに居るんだからいつか教えてもらえばいい、って思ったのが間違い。教えてもらえずじまいだ。
う~ん・・・あの時にすぐに習っておけばよかった。この卵に限らず、やっぱり「よし!」と思ったらその場で行動を起こさないと必ずこうやって機会は逃げる。
卵というのは昔は自分の地位を象徴する大切なものだったそうだ。
その卵がイースターの飾りとなったのをきっかけにその装飾はどんどん発展していって16世紀頃には現在のエッグクラフトの形になり、当時はロシア皇帝にささげられたそうだ。
きっとその装飾たるは金銀、宝石がちりばめられた芸術作品だったに違いない。
我が家のカメオエッグクラフト
しかもこれはオルゴール♪
クリスマスツリーを全てこのエッグクラフトで飾っている人もいて、そのお宅には
「一目そのツリーを見たい」と人が訪れるとか。
我が家はほんの少し。
しかし、このエッグクラフトには不思議な魅力がある。
これに本物の宝石と、金、銀を施されてあったら
その昔、皇族達が魅せられたのも十分、分かる気がするな。
さて、風邪っぽいのと指の怪我が痛む毎日。
明日はマイナスで雪が降るホワイトクリスマス☆