我が家にお招きしました。
まっすぐで前向きな人たちです。
シェフ(向かって右)と支えるマネージャーさん。
はっきりものを言って、そして控えめで、謙虚だけど自分がある、(わたしみたいな?)お二人。
( )は余分ですね、すみません^^;
オープンしたてのレストランを経営していく気持ちほんとによくわかります。
ランチでホールが満席になる時の嬉しさと言ったら。その日の集計を出す時のレシートの長さ(笑)。
うちもそうでしたが、ランチのこのお客さん達が夜だったらどんなにいいだろう・・・ってよく思いました。
夜は飲み物代のお陰で潤うのです。
でも全席200席が埋まるほどは、Party以外ではなかなかありませんでしたけど。
座っているお客さんの頭を数え、ホールで御給仕してくれるバイト生の人数を見て瞬間的に儲けを計算してしまう感じでしたね~(笑)。
ランチは宣伝費。たぶんどこもそうでしょうね。特にこのご時世。
シェトワさん!頑張ってくださいね!半年後も変わらず美味しいお料理出して下さいね~!
質、落とさないでね~~~(笑)
さて
今日は母がこのお二人に、茶道についてさわりの部分だけすこ~し説明をしました。
私も考えてみたりする、茶道とはいったい何ぞや。
私的に一言で言うならば、
五百万円のお茶碗に、わずか50mlくらいのお湯をたし、抹茶と湯が交わるそのひと時を至福の時と感じる。点てたその一服を、茶わんに浸み込んでいく緑色を愉しみながら頂くという魔法の時間。
私は侘び寂を語れるほど茶道について知らないし。
ただこの一服頂いてもらうために、茶庭の葉を一枚一枚拭いて客を迎え入れる準備をするものである、ということは知っている。
美術、工芸、詩歌、書画、生花、茶室建築や造園、懐石料理や菓子などにまで至る幅広い分野にまたがる総合芸術 。これこそが茶道。
お茶が点てられるようになったらOK, 着物が自分で着れればOKという話ではない。
今、大河ドラマ「江」でも千利休とお茶のシーンがよくでてきますよね。
信長、秀吉がなぜこだわったのか。
奥は非常に深そうだ。
この方たちとの巡り逢いにもきっと意味があるのだろう。
「黄金逢」を頂いた。
京菓子 清閑院の「最中」。母がとても好きな和菓子屋。
小豆の甘みを挟んで、香りを重んじる京都らしい香ばしい最中。
そう大喜びで食べているのは
だいぶ日本人化された主人・・・(納豆や、あずき、餡、団子、餅、が大好物の変な外人^^)
これもかなり満足だったようです^^;
私は子供を寝かして、今から自分の時間です。
赤ワインとジャズ。
大好きPiazolla とR.Galliano タンゴ。ジャズ臭くないジャズ、踊れないタンゴといわれるそのスタイルはメロディーラインの重視から、クラシックと同じ香りのする音楽だと思う。
そこには血が流れています。
これを聞くと身体の中の血が感じられ、いろいろな想いにふけることができる。
ハンブルグでライブを聴き行った日のことをよく覚えてます・・・
煙たい部屋にライトがあたるステージと熱気あふれる会場。そこで聞いたGallianoに、私は完全に虜にされてしまった!
「音楽=血」です。
血のみえない音楽程つまらないものはないですよね。
そうです、すでにもう3杯目です・・・^^;