2011年8月23日火曜日

2011年8月21日ヘングレ・終了 I

無事ヘンゼルとグレーテルの公演を両公演とも補助席追加の会場満席にて終了。
北九州国際音楽祭~湧き上がる音楽祭in北九州~公演。

最終日は北九州シティオペラのオペラ公演だった。
想像以上にチケットが出て舞台上にも席が並び、360度お客さんに囲まれた状態でのオペラ公演となった。光栄にも!!!

ハイライト、子供向け、日本語公演、ピアノ伴奏ということもあり、なじみやすかったのではないだろうか。
しかし、自分が演技をして歌っている真隣にお客さんが座っているのは新鮮だった。

お母さん役というのは、結構子供を追い回してばたばた走るので狭い会場、ほうきの先が間違ってお客さんに当たりはしないかと心配だったが、なんとかそんな事故もなく・・・(笑)

この役は音に慣れるまでが大変だった。本番が終わってまだやり残したことがいっぱいある(泣)

まず日本語を難易度<強>の音階の中に入れ込むこと。日本語と言うハンディからこのオペラの作曲家フンパーディンクが意図した音とドイツ語のきれでもって表現する「音の遊びの効果」はだいぶ薄れたものの、キャスト全員力をあわせそこそこ、頑張れたのではないかと思う。

お客さんが近いのもあって、ちょっとハッスルし過ぎたかな~感もあり^^;飛び上がるつもりは無かったけど子供達を怒りながらつい、勢いあまって飛び上がってしまったところが何箇所かある(笑)

会場が近すぎてお客さんの表情がま~良く見える見える。

怒り狂って歌っている(つもり)なんだけど、見たところおそらく子育て経験済みの女性達であろう方たち、が皆温かく笑いながら観てくれていたのは嬉しかった。

終わって自分なりのダメだしなんかしてみた。

怒りのパターンをもっと何通りも作りたかったかな、あとお父さんとのからみが大幅カットしているので夫婦間の色があまり出せないままだったのが残念、それともっとドイツの田舎風のおばちゃんが演じたかったけど、そこまで行かないまま終わってしまったと言う感じ。(残念)

なにせ、お母さん役の他にもする事がいっぱいだったのだ。(いい訳け)
ダブルキャストの時間帯では一部で歌曲を歌うのでドレス姿。
その後は魔女の手下で会場を荒らすピエロの役、そして黒子の役、しかも影コーラス(森の中のやまびこエコー)まで。

いつもいつも何かしているわけだ。
ばたばた大忙し。楽屋での写真撮影の時間もとれないまま・・・><わずか数枚。
またステージの写真ができたらUpしようと思います^0^

一部世界の歌めぐりの司会からグレーテル役まで大活躍だった江崎桃子さんと























昼の部のお母さん役、横尾真知子さん























さて私は何処でしょう・・・^^魔女手下「ピエロ軍団」



































一部のソロが終わってこれに↑に着替えて開演前の会場へ・・・
夜の部は母親役があるのでピエロは交代だったが、開演前の会場荒らし(会場温めか、、、^^;)は私の係りだったので母親になる前にピエロになって・・・

これが結構テンションあげないと出来ない仕事で・・・仮面の下は大汗。。。下には村人の服を着ているので暑さが半端ではありません。
魔女のシーンではフィットネスのようにこれで踊らなきゃいけないし・・・

当日はゲネをあわせて4回もピエロの格好に!?

ピエロと言ってもありあわせ手作り衣装のためパジャマ・・・に自分で手縫い。
後は照明さんの腕の見せどころ、といった所だが、本番はどうだったのだろうか。
後で映像を見てのお楽しみ^^

とりあえず、昼の部はかなり子供達が多く、この得体の知れない生き物が寄ってきてはぶぇ~びぇ~ぎゃ~~~~~~~~
と泣き喚いていた・・・のもしかたない(笑)

お菓子をあげると 
「セ・センキュ~」 といってくれた大人がいたり。。。ははは、人間離れできていた事に間違いはないらしい。

夜の部はだいぶ客層が変わり、子供達というよりオペラを楽しみに来られた方々という感じだった。皆さん楽しんで下さったようで一安心・・・

打ち上げは旦過の鶏が美味しいおしゃれな居酒屋さん。サイズ。

われらが鉄平君!!!(初めて行ってすでに我らが・笑)
焼いてくれます、地鶏と半生レバー!


















おやきは芸術。