小倉北区にある割烹・日本料理「佐藤」で修業をつまれた松山君!見事に独立開店♪
今日、今月22日にオープンしたてのそのお店へ行ってきました。
黒崎駅前 御料理「まつ山」。
感想は一言。
これはすごい!
この若さにしてこの感覚、どことなくフランス料理の店「シェ・トワ」のシェフと重なる部分がある。歳の頃も同じくらいではないかな?
料理とまっすぐ向きあい、お客に対しても嘘をつかない精神。開店を数カ月前にしているという彼と初めて会ったときにそれを感じた。その意気込みは100%伝わってきた今日のお料理だった。
佐藤と同じく厨房は丸見え。手先まですべて。キッチンに立つ大将の後ろは大きな窓。外国的だ。
かかっていたBGMはクラシック。完璧といえる音量。素敵だー
カウンターの後ろには4人席のテーブル席が二つ。
ドイツの家庭のキッチンは大きな窓がよくついている。とても明るいのだ。出窓というより、たいていキッチンの横にベランダがついているので窓が大きい。その雰囲気に似ている!
今日の陰陽学の講義を小倉城庭園で終えられた陰陽五行研究家、佐々木絶学軒氏と、大将、松山相三さん。
「七凹八凸」 と額がかかっている。
佐々木絶学軒氏 玄関のこの字を読み、すぐに解説。
7回へこんで8回たちがる。「七転び八起き」なるほど。「しちおうはっとつ」それを「自由自在」と形用しているそうです。と大将。
「佐藤」じこみの氷の器。もちろん大将手作り。一回こっきりの使い捨て。
まるで純度最高級のクリスタルのよう。
この中にはいっている最高級の世界で最も細いという素麺。
笹の葉のなかにはお寿司
鱧のだしでできた茶碗蒸しは新銀(今年の初の銀杏入り!)
サザエの身のこくと柔らかさ。サザエをエスカルゴ風にガーリックを少しだけ効かせている。
このガーリックのおかげでお出しが少しだけ洋風になっていてスープのようなお汁のようななんとも言えない美味。これを懐紙を添えていただきます。
ビールグラスはなんとドイツ製!!ブレーメンの市庁舎前のマルクト広場で夏に飲んでいたビアグラスではないですか!
ワインと同じくこのようなグラスの形だとビールの風味がとても生かされる。
この中に面白いものがあった。一番右。
なんだぁ?これ・・・
これは↑湯葉を裏ごししたもの。苦みが少々あるものの、湯葉大好きのわたしにはたまりませんでした!日本酒と一緒に飲みたかった!
↑これは鱧のから揚げ
ご飯は雑魚と山椒を好きなだけかけていいのです。そしてかぼちゃの漬物が気に入りました!
感激したのはデザート前の準備デザート!?これがまた不思議な新感覚だった。
白いのは大根のように見せかけた梨!サツマイモは微妙に柑橘系の風味。
↑この器もかなりのこだわりが感じられます。
イチジクの赤ワイン煮はかなり美味しい赤ワインで煮込んでいると思う。
デザートは佐藤風。佐藤では緑茶で作っていたこのシャーベット。
ここでは抹茶、小山園「和光」だというから、そのこだわりは徹底している!
オープン記念か!?これだけ全部でランチのみ2000円~という破格の価格。
事前に予約をおすすめします^0^
確実に数日後、またここに来てると思う・・・^^;