2011年1月20日木曜日

芸術と料理、美と食

私にとっては切り離せない。料理も一流は完全なる芸術だ。

久しく行っていない神戸の割烹と大阪の料亭に今年こそは行きたいなぁ~。
この秋に関西で仕事が入らなかったら食べにだけでも是非行ってこようと思っている。

20代のころから日本料理に関心を持っていた私。料亭、割烹、創作料理を好んでは食べ歩きをしたものだ。

必然的に(?)となりに座る人は年上になる・・・ しかたない・・・いえいえ、仕方なくはなかった、自分より20歳年上の人というのは今でもそうだが、話が面白い。

私より世界を20年以上長く見てきている んだ。魅力的で当然だ。包容力と温かさはもちろん、彼らの話は興味深い。楽しい語らいと共に「食べる芸術作品」を愉しむ。そうこれも心を豊かにする一つのお勉強。お勉強。

ドイツに住んで唯一残念だったことは、食文化に乏しい国であったことだ。味が大雑把すぎる。私はドイツ料理も好きだけれど芸術と思わせる料理に出会ったことはなかったなぁ。美味しい!!!だけだった。

さて、私の

*おすすめランチ紹介*

一日限定20食 創作料理「一椿」 ミニ懐石御膳 小倉駅前 コレット井筒屋地下


















右はズワズワに煮込まれたビーフシチュー


















中央はこりこりのお刺身、

本当に一つずつが上品な味。


















とろっとした食感のサーモンパテの上に香ばしく焼いたシャケがのっている一品。その横に金柑のなかに甘い大根おろしで和えられたサラダ、その上にいくらが乗っている~一口で食べてこそ、初めて口の中で広がるその未知の世界を知ることができるのだ!すごい!完璧に計算されている!
ちょっと大げさ(?)いやいやでもほんとに美味しい。

続いて温かいもの


















左はチーズがとろけたクリーミーな逸品。かぶと野菜が練り込まれている


















天婦羅は限りなくカリカリしていて特に私の大好物の湯葉巻きは美味しかった


















最後にご飯が出て











デザートに、おぜんざいをいただいて終わり。


















これだけ愉しんでたったの1000円!

お腹がいっぱいになった~~~という感覚がほしい人には、ちょっと物足りないだろうが、美味しいものをちょっと。と言う人には大満足のメニューです。
私的には辛いものが一つでも入っていると100点満点かな!?

甘く、さっぱり、すっぱく、温かく、冷たく、こりこり、ふわふわ、ぷにょぷにょ、ぷちぷち、まったり、さくさく、申し分ない食感と味のバランス。

これにピリ辛一品がほんの少し加わっていたら私の満腹中枢ノックアウト、申し分なし!だったな~1000円でそこまで要求するな~!ですね。

でもこれ、ドイツ人に言わせたら全部で二口かも。
ナイフとフォークとスプーンでおおおおきな口をあけて食べてしまったら、ほんとに二口かも・・・
それで12~13ユーロとか言われたら一発でクレームでしょう^^;

お箸に感謝・・・

そうそう、今日1月20日は「満月」