2012年4月30日月曜日

わたしは体を脱いで心ひとつに

うたをうたうとき、私は体をぬぎます

体をぬいで心ひとつになります

心ひとつになって軽々飛んでいくのです

うたが行きたいところへ 

うたよりも早く 

そして 後から たどりつく うたを 優しく 迎えてあげるのです

・・・・・・
木下牧子の合唱曲

「おんがく」に続いて、この「うたをうたうとき」

ホントに素敵だ。

今日は響ホールに素敵な音楽を聴きにいった。

まど みちお 作詞、なんと 歌心というものをいとも自然に伝えている詩だろうか。素晴らしい。

言いまわしは違うけど私も歌に付いて、同じ様な表現をします。

特にドイツリートを歌っている時、

私は舞台の上で裸んぼになる。オペラを演じる時は何かの役になるからそれは感じない。

でもその役を演じているのは役を通した私であるからやはり近いものはあるのかな。

ドイツリートやソロリサイタルを聴きにきてくださる人は、決して私の姿をみているのではない。

ドレス?顔?髪型?そんなものはどうでもいい。(どうでもよくはないか・・・^^;)

私がコンサートを聴きに行った時、何を望むか、音楽を感じるために行く。

聴衆は何を見に来てる?何を感じに来る?

裸よりまだ裸の私を見に来る。

まさに、「体をぬいだ私」である。

裸をぬいだら何がある?

そこには心しかない。

心が飛んでいこうとする場所は?

そう、歌が、音楽が行きたいところ。

そこへ心が先に行き、そこで歌を待ち伏せしているのだ。

今日のプログラムの中で一番気に入った曲だった。

それが終わって、
Gloverでお茶。

エスプレッソ&ケーキ~^0^

いや~なんて美味しいケーキでしょう!!

手前からイチゴケーキ、チョコキャラメル、オレンジ・ヌガ―ムース・ナッツ(だったっけかな?)そんな風な名前。これがめちゃくちゃ美味しかった!!

私たちが食べたところでケーキは完売。

GLOVER(スイ―ツ)

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