2012年1月31日火曜日

スタイン・ウエイ講習

いやいや、美味しいビビンバを前に幸せいっぱい。                 


ほらっ!



ほとんど大通りに面しているのに、目立たない。ここは穴場だ~^0^

韓国酒膳 ファチェ - 料理写真:

韓国酒膳 ファチェ














次回はゆっくり夜・・・お酒と一緒に!^0^

この後はスタイン・ウエイのピアノ構造のセミナーでした。
ピアノという楽器が生まれてから現在に至るまでをわずか2時間半ほどでうまく掻い摘んで説明してくださったのはスタインウエイ・ジャパン社、チーフ・コンサートテクニシャンの常見保夫氏。

スタインウエイが守り抜いてきている製造の秘密、その材料となる木の使い方、驚いたのは組み立てる際の木目の方向によって音の質が変わる、直接音のクオリティーに影響する、など。非常に興味深い内容を丁寧に説明して下さった。

実際と同じピアノの中のパーツの模型を手にとってみることもでき、どの部分がどう機能してピアノという楽器が音を出すのか。そして無駄な指の動きは必要ないこと、などをメカニズム的に証明。
鍵盤というのは一度叩いたらあとはメカニズム上、音色は変化しない(ハンマーとサポートによるジャックのため)、ということ。パフォーマンスによるプラス点はあるかもしれないが。。。とのことだ。鍵盤から音を響かせるまでの間にどのような音の走りが必要か、など。

私は歌い手なので詳しいピアノのテクニックは分からないが、ピアノは大学受験に向けて一通り基礎を学んだつもりだ。歌の旋律の途中にはいってくるピアノの音色がいかに声楽に限らず演奏家にとって大切か、そして聴衆にとっても大切かを知っているつもりだ。その少しの間奏によって音楽が全く違う仕上がりになる。

関西で某有名ピアニストと共演した時、それを肌で感じたものだ。

歌い始める前の前奏を聴いて、鳥肌が立った。
それに続く歌を歌い始めなければ、とそれこそが共演者から言葉でない「直感で学ぶ」音楽だと感じた。
そんなことを可能にする楽器がピアノ。

それでもって、、、
講習前に食べたビビンバでお腹いっぱい・・・^^; これがなかったらもっと集中できたかも?(笑)
でもこの講習は素晴らしいもので、今日もいろいろ考えさせられた一日でした。