2011年9月11日日曜日

いい音楽と一日早いお月見

いや~今日のコンサートは素晴らしかった!
これがモーツアルト!これが音楽!これがオペラ!これが歌手!!!

モーツアルトは実力があれば演奏しただけでそこにドラマが生まれる。
何もしなくてもいい。でも肝心なその音楽が難しい。美しすぎて・・・

今日は90分のコジ・ファン・トゥッテが北九州市立「響ホール」で開催された。

私もこのオペラのフィオルディリージ役を2回演じたことがあるので、とても楽しみだった。加えてソプラノとしてフィオルディリージの難しい点も知っているのでそこを澤畑恵美さんがどんな風にクリアされるのかも、とても興味があった。さすがに非の打ちどころのない歌唱だった。

コンサート形式と言っても、ここまで満足させてくれればオペラも同じ。
どこがそんなに良かったのかって?

それは一言。歌手の実力。

一人一人が完璧な音楽性をもつ歌手なのだ。

プロの歌手として舞台に立つなら、声がいいのは当たり前、音程がいいのは当たり前、リズムが正しいのも当たり前。そこに演技力と、歌唱力が加わらないとお客さんは感動しない。

今日のソリストはアルフォンゾ、グリエルモ、フェランド、フィオルディリージ、ドラベッラ、デスピーナ、そしてピアニスト!全てが完璧だった。

いや~大満足。もっとこの面白い舞台を観ていたい、もっと音楽を聴いていたい。そう思いながら残念な事に終演を迎えてしまった。

グリエルモの黒田博さんは京都市立芸術大学の私と同じ蔵田裕行門下の大先輩!
彼と「ディドとエネアス」を主演で共演させていただいたことがある。声も人柄も素敵。

黒田博さんと久々に会いました。

宿泊先は千草ホテル。
「昨日ホテルでチラシみたよ~?リバーサイドコンサートってのに出てたんだね?え!?こっちにいるの!?歌いに来てはるんかと思うてた~」

(^^;)よく言われるんです。関西や東京からの同僚に、久々に楽屋に会いに行くと必ず言われるんです。「歌いに来てるんと違うん!?」・・・いえ、北九州在住です^^;・・・

楽屋で久しぶりにお話した^0^黒田博さんと♪


















いい音楽を聴いたら心が軽くなります。
改めてモーツアルトという作曲家の凄さ、アンサンブルの美しさに感動しました!

まさに、「モーツアルトのオペラ」=「人間模様」でした。

そして、家では一日早いけどお月見しました。明日雨かもしれないし・・・









































おっと忘れてた・・・虫の声と・・・もうひとつ・・・























そうです、赤ワイン♪